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敗者のつぶやき

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敗者のつぶやき 80 エピソード 10月 17, 2026

人文学とビジネスの交点を探るポッドキャスト。現代社会で求められる創造性について、直感的なアイデアやロジカルな問題解決ではなく、社会をよく観察し、既存の意味のシステムからこぼれ落ちた「敗者」に注目することで価値転換を試みる。京都大学経営管理大学院の山内裕教授と佐藤那央特定講師が、人文学的視座から事例を読み解きながら、次の時代をつくるアイデアのヒントを探る。

エピソード

#85 ドイツ啓蒙主義の美学
#85 ドイツ啓蒙主義の美学 10月 17, 2026 01:12:02 今回は、京都大学大学院 文学研究科の杉山卓史教授をゲストに迎え、著書『「われ感ず、ゆえにわれ在り」の美学―ドイツ啓蒙主義における「感情」と「感覚」の系譜』』を手がかりにしながら、18世紀ドイツ啓蒙主義の美学を中心に議論しました。▶Topics美学(Aesthetics)の誕生 / ヘルダー「われ感ず、故にわれ在り」 / デカルトの理性中心主義と身体 / 感情と感覚 / カント『判断力批判』 / 快適なものと美しいもの / 心身問題とゼンメリンク / 共通感覚 / 類比と象徴 / 構想力と悟性の自由な戯れ▶References杉山卓史(2025)『「われ感ず、ゆえにわれ在り」の美学―ドイツ啓蒙主義における「感情」と「感覚」の系譜』思文閣出版.https://www.shibunkaku.co.jp/publishing/list/9784784221165/出演:山内 裕、杉山 卓史、久野
#84 アートとビジネスの関係
#84 アートとビジネスの関係 10月 3, 2026 01:05:07 今回は「アートはビジネスに役立つのか?」という問いから出発し、近代以降に「アート」が成立した歴史を振り返りながら、現代のビジネスパーソンが「アート」を学ぶことの可能性について議論しました。▶Topicsアートはビジネスに役立つのか / アートの美学的体制 / 意味の連関の「中断」 / イマヌエル・カント『判断力批判』 / ロマン主義 / 美学は哲学の女王/ 感性論 / 不可能だからこそ可能になる / 「中断」のイノベーション▶Referencesイベントアーカイブ「これからビジネスパーソンが学ぶべき創造性」(武蔵美VCP×多摩美TCL×京都クリエイティブ・アッサンブラージュ)https://assemblage.kyoto/これからビジネスパーソンが学ぶべき創造性-〜3つ/ランシエール, J. (2013). 解放された観客 (梶田裕訳). 法政大学出版局.https://old.h-up
#83 世界の終り
#83 世界の終り 9月 19, 2026 01:04:22 我々はなぜ、「世界の終り」を恐れながらも望んでしまうのか。今回は「世界の終り」をめぐる両義的な欲望を切り口に、現代の文化について読み解きます。▶Topics終末論 / NIMBY(Not In My Back Yard) / YIMBY (Yes in my back yard) / 2010年代のインターネット / 「世界の終り」への欲望 / プレッパー(Prepper) / AI開発と人類滅亡 / “フッきれた”文化 / すでに終わっている世界と向き合う / 運命論と自由 / 純粋さ▶ReferencesRuda, F. (2016). Abolishing Freedom: A Plea for a Contemporary Use of Fatalism. Univ of Nebraska Pr.https://www.nebraskapress.unl.edu/nebraska/
#82 AI時代のデザインと経営
#82 AI時代のデザインと経営 9月 5, 2026 01:18:54 今回は、ENND PartnersのCo-Founder&CEOの岩渕匡敦さんをお招きし、5月に実施したイベント「Tim Brownと考えるデザイン思考前史と後史」を振り返りながら、AI時代のデザインと経営のあり方について議論しました。▶TopicsENND Partnersとは / デザイン思考から「モノ」へ / AI時代のパラダイムシフト / イノベーションと人的資本 / 日本企業のポテンシャル / 摩擦・暗黙知 / AIと人間の間、人間と人間の間 / 人文学の価値 / フィジカル▶Referencesシンポジウム - Tim Brownと考えるデザイン思考前史と後史: AI時代のデザインと経営を考えるために(2026/05/26)https://youtu.be/SCYGbpI1eO0記事 -『Tim Brownと考えるデザイン思考前史と後史』の解説、ほかhttps://ky
#81 26年度前期の振り返り
#81 26年度前期の振り返り 8月 22, 2026 00:42:33 今回は、今年度から新たに実施している「イノベーション基礎プログラム」や、2026年度前期の学部ゼミの発表を振り返りながら、近年の文化の変化について議論しました。▶Topicsイノベーション基礎プログラム / スーパーマケットの価値転換 / 牛乳パックのチーズケーキ / 精肉のディスプレイ / 学部ゼミの発表 / テレビ番組の価値転換 / 熱血・単純さ・素直さ ▶Referencesイノベーション基礎プログラムhttps://assemblage.kyoto/innovation-basic/
#80 不気味なもの
#80 不気味なもの 8月 8, 2026 00:58:42 今回は、「不気味なもの」をキーワードに、フロイトやハイデガーの議論を手がかりにしながら、身近なものが異質に見えることと芸術作品との関係について議論しました。▶Topicsフロイト/ 身近なものが異質に見える / 柄谷行人 / トランスクリティーク / 写真に撮られた自分の不気味さ / パララックス / 自分の中にある最小の差異 / スラヴォイ・ジジェク / 不気味の谷 / unheimlich / ハイデガー / 芸術作品は不気味なもの /「世界」と「大地」 / ゴッホの《靴》/ アレテイア(aletheia) ▶Referencesハイデガー, M. (2008). 芸術作品の根源 (関口浩訳). 平凡社.https://www.heibonsha.co.jp/book/b159895.html
#79 2024年以降の社会の変化
#79 2024年以降の社会の変化 7月 25, 2026 01:06:32 AI時代のデザインを考えるうえで、時代の転換点である2024年前後の文化を捉える視点が重要になります。今回は具体的な事象を分析し、次の時代のデザインへの示唆を議論しました。▶TopicsTim Brown / 2004年・2024年の社会の転換 / SNSの変化=SocialからMediaへ / ブラックライブズマター / AI / コロナ / バーチャルから現実へ / 重みのあるもの・生々しさへの回帰 / 人文学の回帰 /伝統・宗教 / 整形 / 革ジャン / 純粋さ / ディストピア/ ギャンブル / Appleのデザイン / 佐藤可士和 / 潔い切断
#78 Manosphere
#78 Manosphere 7月 11, 2026 01:02:35 英語圏で注目されている、男性性を強調する「Manosphere (マノスフィア)」を起点に、2010年代の文化の問題、そして2024年以降の文化の過剰さとその背景を議論しました。▶︎Topicsインセル / システムへの逃避 / レッドピル / トランプサポーター/ Toxic Masculinity / アイデンティティ政治 / フェミニズム / SNSの過激化 / インフルエンサー / 抑制への反動 / ポリティカリーコレクトネス / Wokism / キャンセルカルチャー / 美しい魂 / 陰謀論 / ルッキズム / リスク回避文化 ▶︎Referencesルイ・セロー: "マノスフィア"の深層にあるもの (Louis Theroux: Inside the Manosphere) Netflix. https://www.netflix.com/title/81
#77 割り切れないこと
#77 割り切れないこと 6月 27, 2026 00:56:09 2010年代のTwitterに代表される「言い切る」文化が揺らぎ始め、「割り切れなさ」が強調されつつあります。その背景にある主体-客体構造の限界を踏まえ、システムから溢れた自己の敗者性に意識的になるという現代文化の可能性を議論しました。▶︎Topics言い切る男 / ネガティブ・ケイパビリティ / 主体-客体の限界 / 認識論から存在論へ / プロレタリアート / György Lukács (ルカーチ・ジェルジュ) / 物象化 / 社会の普遍性としての敗者 / Blackness / Opacity(不透明性) / Fugitivity(システムからの逃避) / サイレント・アイヌ▶︎Referencesルカーチ, G. (1923=1991)『歴史と階級意識』(城塚登 & 古田光訳). 白水社.https://books.rakuten.co.jp/rb/995455/?sci
#76 デザイン思考 前史と後史
#76 デザイン思考 前史と後史 6月 13, 2026 01:13:48 今回は26年5月に開催したイベント「Tim Brownと考えるデザイン思考 前史と後史」を振り返りながら、デザイン思考が生まれるまでの歴史、これからのデザインの可能性について議論しました。▶Topics「デザイン思考」のデザイン / 産業革命とアーツ・アンド・クラフツ運動 / モダンデザイン/ バウハウス / 1851年ロンドン万博 / IDEOができるまで / インタラクションデザイン / プロトタイピング / カウンターカルチャー / ビジネスのデザイン/ 新たなデザインが生まれる前夜▶ReferencesTim Brownと考えるデザイン思考 前史と後史: AI時代のデザインと経営を考えるためにhttps://assemblage.kyoto/timbrown2026/
#75 ハイチ革命
#75 ハイチ革命 5月 30, 2026 01:01:07 理念に基づく時代の切断という点から、革命を議論しています。その中でも重要なハイチ革命について、フランス革命や近代の幕開けに与えた影響を議論しました。▶︎Topics三角貿易 / 奴隷制 / サン=ドマング (Saint-Domingue) / トゥサン・ルーヴェルチュール(Toussaint Louverture)/ ムラート/ クレオール / ナポレオン / 革命の成功と代償▶︎ReferencesJames, C. L. R. (1989). The Black Jacobins: Toussaint L'Ouverture and the San Domingo Revolution (2nd ed.). Vintage Books.https://product.rakuten.co.jp/product/-/6a982d718c6cd7fe83441d4cb5883aef
#74 ブランディング
#74 ブランディング 5月 16, 2026 01:01:24 製品や人物がいかにして「ブランド」になるかは、ブランディングの議論において十分に語られていません。今回は貨幣やコカ・コーラなどを例に、事物が記号化され、消費者を惹きつける社会的・精神的な背景を議論しました。▶︎Topics象徴 / 商品の物神性(Commodity fetishism) / フェチ / 超越性 / 記号化・抽象化 / 同語反復 / 対象A / 空想の中の歪み / 近代と神秘性の抑圧▶︎Referencesスラヴォイ・ジジェク (2025).『イデオロギーの崇高な対象』(鈴木晶訳).河出書房新社.https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309468174/

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