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真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜

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バタやん(KODANSHA) 251 エピソード 7月 15, 2026

夜眠りにつく前の“聴くだけ読書会”。講談社のバタやんこと川端里恵がおすすめの本や心に響くフレーズをご紹介します。毎週水曜日の夜に、リスナーの方のお悩みや気分のリクエストにおこたえして、本を1冊、勝手に貸し出しいたします。読んでも、読まなくても、”あしたが楽しみになる”読書の時間を共有する図書室です。Podcast累計400万再生。

エピソード

リーガル・ミステリーの醍醐味は、判決か、新事実か、それとも?
リーガル・ミステリーの醍醐味は、判決か、新事実か、それとも? 7月 15, 2026 00:18:03 ▶︎今夜のお話:リスナーのはづきさんからいただいた「『朽ちないサクラ』をきっかけに柚月裕子さんの作品にハマりました。次のおすすめは?」というお便りをご紹介します。合わせて、まよどくの累計500万再生、そして累計リスナー100万人突破の嬉しいお祝いも。いつもこの図書室に集まってくださり、本当にありがとうございます。今夜の勝手に貸出カードは、柚月裕子さんの人気シリーズ「佐方貞人」の16年ぶりの長編となる最新刊『誓いの証言』です。大学時代の同期の弁護士から、不同意性交等罪の告訴の弁護依頼を受けた佐方貞人。無実を主張する彼を信じて調査を始めますが……。男性側の言い分に過剰な同情や擁護が集まってしまう「ヒムパシー」という無意識のバイアス。被害者である女性にどこか同情してしまう読者の気持ちの落とし所を、著者は一体どこへ連れていくのか――。▶︎今夜の勝手に貸出カード柚月裕子さん『誓いの証言』(KADOK
ニュースにいっちょ噛みしたい私たち。辻村深月さんの『ファイア・ドーム』を読んだ
ニュースにいっちょ噛みしたい私たち。辻村深月さんの『ファイア・ドーム』を読んだ 7月 7, 2026 00:21:00 EP.252▶︎今夜のお話: 辻村深月さんの『ファイア・ドーム』を読みました!/ ビッグマッチを終えたような心地よい疲労感 / 上下巻セットで買うべしな理由 / 地方都市という名のスノードームに舞い上がる「噂の火の粉」 / 音楽準備室の火事のニュースと重なって / 私たちは他人の人生を「物語」として消費したい / 辻村深月ファンにはたまらないベストアルバムのような満足感 / 文脈による「誤読と曲解」▶︎今夜の勝手に貸出カード ・辻村深月さん 著『ファイア・ドーム(上・下)』(小学館) https://amzn.to/44i3kx1 地方都市で、25年の時間をまたいで絡み合う3つの事件。社会派ミステリーとして真相解明を堪能しながら、自分の中にある野次馬的なエゴを静かに突きつけられる、ずっしりと濃厚な上下巻です。▶︎あわせて読みたい「地方の息苦しさと人間の多面性を描く」におすすめの本 ・辻村深
「まとまった時間」はやってこない。それでも物語を読む理由
「まとまった時間」はやってこない。それでも物語を読む理由 6月 30, 2026 00:23:02 EP.251▶︎今夜のお話: 「まとまった時間」という幻想/ カバンの中でリップが挟まる本たちの悲劇 / バタやん愛用の過保護なブックポーチとすりガラス風カバー / 読了だけが読書の価値ではない / 予備知識という名の「ストーリー」が脳に言葉を滑り込ませる / 読書とは、自分と本、人と人との間にある「文脈(コンテキスト)」をやり取りする時間 ▶︎今夜の勝手に貸出カード・山口周さん著『コンテキスト・リーダーシップ 「最高の上司」と「最悪の上司」は文脈で決まる』(光文社新書) https://amzn.to/4wmldH6 「良かれと思って仕事を任せたら、丸投げされたと部下に陰口を言われた」……そんな人間関係やマネジメントの“受け止めのズレ”を解き明かす一冊。同じ行為でも、受け手の文脈(コンテキスト)次第で意味はガラリと変わる。人を動かす立場にある人はもちろん、職場の人間関係に少し疲れてしまっ
平気な顔をしなくてもいい。はじめてのことだから
平気な顔をしなくてもいい。はじめてのことだから 6月 17, 2026 00:23:32 EP.250▶︎今夜のお話: 発売直後のテレパシー的リクエスト / なぜか泣いてしまう/学校の体育館の匂い / 自分の記憶が物語としてほどけていく感覚 / 「強くてやさしい」エッセイの書き手としての矜持 / 勝手に髪を切られた日の、上司の言葉 / 「平気な顔」をしなくていい、初めての年齢を生きる私たち▶︎今夜の勝手に貸出カード ・中前結花さん著『ドロップぽろぽろ』(講談社) https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000425125 幻のZINEがベースとなった、著者3作目となるエッセイ集です。嬉しいとき、悔しいとき、わけもなく溢れてしまった涙の記憶を、ぽろぽろと拾い上げた全15篇。大人になってもすぐに泣いてしまう人にも、涙をずっと我慢している人にも。読むとじんわりと温かくなるお守りのような一冊です。▶︎あわせて読みたい「心の扉をひらくエッセイ」
【どんでん返しの魔術師】ミステリー短編集で「ご褒美読書」
【どんでん返しの魔術師】ミステリー短編集で「ご褒美読書」 6月 9, 2026 00:20:09 EP.249▶︎今夜のお話: 海外ミステリーという「大縄跳び」に飛び込めない不安 / 主人公のテンションや文体で決まる「波」の捉え方 / 期待値を引き上げる、どんでん返しの魔術師 / 人間ドックの待ち時間、スマホを置いて開く文庫本 / 1990年代末のアナログな鑑識捜査と、映画『ボーン・コレクター』のアンジーの魅力 / 携帯電話のない時代だからこそ成立する『古畑任三郎』のエレガンス▶︎今夜の勝手に貸出カード ・ジェフリー・ディーヴァー著 / 池田真紀子訳『サプライズ・エンディングス 罠』(文春文庫)・ジェフリー・ディーヴァー著 / 池田真紀子訳『サプライズ・エンディングス 嘘』(文春文庫)アメリカのミステリー界が誇るどんでん返しの魔術師、ジェフリー・ディーヴァーさんによる、オンライン発表の短編群を日本独自に編纂した中短編集です。ライムやショウといったお馴染みのヒーローが登場する作品も含め、
我慢しろと言われたわけじゃないのに。「自分を生きる」のはどうしてこんなに難しいの
我慢しろと言われたわけじゃないのに。「自分を生きる」のはどうしてこんなに難しいの 5月 19, 2026 00:35:30 EP.248▶︎今夜のお話: ステップファミリーの「アウェイ」な奮闘 / 都会から漁師町へ、自分だけが外側にいる孤独 / 夫との冷え切った関係と、叶わない夢 /「家族のケア」に滲む感情のグラデーション / 家父長制的な構造に削り取られる「私」の意志 / 完璧なベビーシッターが見せた意外な素顔 / 一穂ミチ『恋とか愛とかやさしさなら』と韓国文学▶︎今夜の勝手に貸出カード ・キム・ユダムさん著 / 小山内 園子さん 訳『ケアする心』(白水社)https://www.hakusuisha.co.jp/book/b672576.html1983年韓国・釜山生まれ。2016年にデビューした実力派作家キム・ユダム氏による、育児、介護、家事労働など、家族や他者を「ケア」することに明け暮れる女性たちの姿を描いた10篇の短編集です。▶︎あわせて読みたい「家族や夫婦」に関するおすすめの本・一穂ミチさん『恋とか
孤独だけど身軽で自由。「人生の乗り継ぎ時間」
孤独だけど身軽で自由。「人生の乗り継ぎ時間」 5月 12, 2026 00:16:17 EP.247▶︎今夜のお話: 学校に行かなくなった娘さんへのエール/「気にすんな世界は広いぜ」を探して / 日本語で創作する小説家、グレゴリー・ケズナジャットさん / 日本在住外国人の「マイジャパン症候群」 / わざわざ長い乗り継ぎ便を選ぶ理由 / 不登校は停滞ではなく「人生のトランジット」 / 決まった轍(わだち)から外れて自由になること▶︎今夜の勝手に貸出カード ・グレゴリー・ケズナジャットさん『言葉のトランジット』(講談社) https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000417324 1984年アメリカ生まれ。2007年に来日し、谷崎潤一郎の研究で博士号を取得。小説『鴨川ランナー』で京都文学賞を受賞し、芥川賞候補にもなった著者による初のエッセイ集です。▶︎あわせて読みたい「境界や休息」におすすめの本 ・グレゴリー・ケズナジャットさん『鴨川ラ
連休にじっくり読みたい「波待ち本」5冊
連休にじっくり読みたい「波待ち本」5冊 4月 28, 2026 00:18:18 EP.246▶︎今夜のお話: 心がざわざわしているときに雑に読みたくない本 /積読ではなく「波待ち」と呼びたい理由/ 翻訳家が時間をかけて選んだ言葉の力 / 研ぎ澄まされた書き出し / 川上未映子さんの「りぼん通信」の満足感 /すばる文学賞を読むにはフレッシュさが足りない / フランス発のSFミステリー『異常・アノマリー』に挫折した / 心の「あわい」はどっちつかず /読んだことあるかもしれないミステリーを再読する▶︎今夜の勝手に貸出カード・岸本佐知子『あれは何だったんだろう』(筑摩書房)  https://amzn.to/4cDuseV ・更地郊『粉瘤息子都落ち択』(集英社)  https://amzn.to/3R7bGnH ・エルヴェ・ル・テリエ著、加藤かおり訳『異常・アノマリー』(早川書房) https://amzn.to/4w2L1sy ・宮地尚子『傷のあわい』(筑摩書房)  ht
「できて普通だよね」のバトンをつながない勇気
「できて普通だよね」のバトンをつながない勇気 4月 21, 2026 00:18:23 EP.245▶︎今夜のお話: 男性中心の職場で女性の活躍を期待される重圧/ 助けを求めたくないプライドと肉体的限界の狭間で /チョ・ナムジュ短編集『彼女の名前は』を読む / 「私のときはもっとひどかった」と言いたくなる/不幸のマウンティング問題 / アイドルの愛嬌ポーズへのいたたまれなさ/バス運転士の矜持 /今日自分が飲み込んだ言葉について考える/NOは弱音じゃなく、次へのバトン▶︎今夜の勝手に貸出カード ・チョ・ナムジュ著、小山内園子・すんみ訳『彼女の名前は』(ちくま文庫) ▶︎あわせて読みたい「連帯」と「働くこと」の本 ・チョ・ナムジュ著、斎藤真理子訳『82年生まれ、キム・ジヨン』(ちくま文庫)・高瀬隼子『いい子のあくび』(集英社) ・柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』(新潮社) ・伊藤亜紗『体の居場所をつくる』(朝日出版社) ▶︎番組概要 夜眠りにつく前の“聴くだけ読書会”。講
思い通りにならない体と自分。居心地のよさをつくる余白
思い通りにならない体と自分。居心地のよさをつくる余白 4月 14, 2026 00:19:23 EP.244▶︎今夜のお話: 「思い通りにならない体」とどう付き合う? / 伊藤亜紗さんの新刊『体の居場所をつくる』を読む / 自分の体は、噛み合わない「大きな他人」? / 摂食障害、ナルコレプシー、ALS……11人の当事者が開拓した「自分の居方」 / 「居心地」を左右する社会の価値観 / 回復とは、元通りになることではなく「新しい自分との出会い」 / 神フレーズ:「原因は過去に向かうけど、回復は未来に開かれている」 / 世間のプレッシャーに負けず、のびのびと自分の心地よさに問いかけるための「余白」▶︎今夜の勝手に貸出カード ・伊藤亜紗『体の居場所をつくる』(朝日出版社) https://amzn.to/4voHggB ▶︎あわせて読みたい「体」と「心」の本 ・伊藤亜紗『体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉』(文藝春秋) https://amzn.to/4c4RwD4 ・伊藤亜
「聞かなかったことにします」セクハラや差別、不快な会話を無効化するレトリック
「聞かなかったことにします」セクハラや差別、不快な会話を無効化するレトリック 4月 7, 2026 00:18:57 EP.243▶︎今夜のお話: 「謝っているようで、じつは謝っていない言葉」の正体 / 言語哲学者・藤川直也さんの『誤解を招いたとしたら申し訳ない:政治の言葉/言葉の政治』を読む / 脳の可動域が広がるような読書体験 / 「バナナはおやつに入りますか?」屁理屈のカードを重ねる / 「イチジクの葉」の二つの効力 / 責任を相手に転嫁する「条件付き謝罪」の罪 / 神フレーズ:不適切な会話をデリートする最強の切り札「今の発言は聞かなかったことにします」 / 発言の責任と権利を無効化する、自分を守るための言葉の護身術 ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・藤川直也『誤解を招いたとしたら申し訳ない:政治の言葉/言葉の政治』(講談社選書メチエ) ▶︎あわせて読みたい「言葉」と「対話」の本 ・いしわたり淳治『言葉にできない想いは本当にあるのか』(河出書房新社) ・水野太貴『会話の0.2秒を言語学する』(新潮社)
心はいつも“あとがき”を求めてる。変化というトンネルを抜けて
心はいつも“あとがき”を求めてる。変化というトンネルを抜けて 3月 24, 2026 00:21:39 EP.242▶︎今夜のお話:相談相手に抱く「恋に近い憧れ」/支援する側が相談者に抱く「愛おしさ」の本音 /東畑開人さんの最新刊『カウンセリングとは何か 変化するということ』を読む /カウンセリングの4つの段階:謎解き・作戦会議・冒険・終わり /「生存(生活)」のために着込んできた鎧を脱ぎ、「実存(人生)」を取り戻す冒険の旅 /「陽性転移」:特別な感情は回復に向けたエネルギー /社会的な「シェア」と、こころを見つける「ナイショ」/神フレーズ:「心はあとがきを求める」の意味 /変化の後の“あとがき”が、新しい物語のプロローグに変わるまで※Spotifyとyoutubeはビデオポッドキャスト版です。音声だけでもお楽しみいただけます。▶︎今夜の勝手に貸出カード・東畑開人『カウンセリングとは何か  変化するということ』(講談社現代新書) https://amzn.to/4lVS5m4 ▶︎あわせて読

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