
きくドラ
きくドラは、名作文学を朗読やラジオドラマ形式で楽しめるポッドキャストです。日本の名作を中心に、オーディオドラマとして提供しています。毎回、古典から近代まで幅広い作品を取り上げます。文学好きや、ながら聴きに最適です。
エピソード

小川未明「どじょうと金魚」
泣きじゃくる子供を見たどじょう売りのおじいさん。
どうしてそんなに泣いているのか話を聞いてみると…。
夏休みの読書で簡単に読める名作短編童話。
初出:1928(昭和3)年
■出演
子供 有田真
どじょう 堀江真弘
子供2Kamo
どじょう売りのじいさん 呉よしたか
語り 呉よしたか

牧野信一「悲しき項羽」
秦を滅ぼし、覇王として君臨しながらも、孤独と虚無感に苛まれる項羽の心情を描く。
老臣・范増の諫言、愛馬・騅と悲壮な運命へ向かう姿に作者の孤独感が投影されている。
1919(大正8)年発表。
【出演】
語り 内海祐紀
項羽 武田慎太郎
范増 出先拓也
侍臣 山川琴美

岡本かの子「真夏の幻覚」
灼熱の太陽を浴びながら働く工夫たちの中で、ひときわ若い新吉が作業中に高所から落ちてしまった。
入院中のベッドで彼がその時感じたものとは…。
うだるような暑さの中で筆者が描く色鮮やかな筆致は目くるめく妄想の世界へと誘って…。
初出:1939年
■出演
語り 山川琴美
男 出先拓也
新吉 武田慎太郎

山本周五郎「ひとごろし」
福井藩きっての臆病者・双子六兵衛が罪を犯して逃亡した剣豪・仁藤昂軒を討つため「ひとごろしー!」と大声で執拗に追い回す、前代未聞の心理戦を描いた痛快時代小説。
刀では勝てない弱者が精神攻撃で敵を追い詰める「上意討ち」の妙味は高く評価され、植木等、松田優作などが出演し、何度も映像化。
【出演】
双子六兵衛 武田慎太郎
仁藤昂軒 出先拓也
およう 山川琴美
語り 内海祐紀

芥川龍之介「蛙」
古い池に暮らす蛙たちは、「世界はすべて自分たちのためにある」と信じて疑わない。
世界を自分中心に捉える姿を通して、思い込みや身勝手さを鋭く描いた、芥川龍之介の風刺寓話。
■出演
蛙1 武田慎太郎
蛙2 出先拓也
蛙3 山川琴美
蛙4 武田慎太郎
若蛙 山川琴美
ヘビ 山川琴美
語り 内海祐紀

久生十蘭「水草」
「私」が俳友にすすめられるまま一杯頂こうとした際、その友人の言ったある言葉に違和感を感じて…。
日常に潜む密かな狂気を描いた短編ミステリー。
・初出1947(昭和22)年
【出演】
私 出先拓也
石亭 武田慎太郎
女中 内海祐紀

今昔物語集から「小野篁」と「安倍晴明」の話
平安時代後期に成立した日本最大の説話集より
冥界と所縁ある公卿・小野篁
陰陽師・安倍晴明のエピソード
【出演】
語り 大森陽太
小野篁・安倍晴明 こがめみく
閻魔大王ほか 松坂依弦
藤原良相ほか 皆月希乃花

山川方夫「歪んだ窓」
心を病んだ妹と、妹を看病する美しい姉の物語
ある雨の日、妹は姉の為、ある決意をする。
初出:「龍生」1963(昭和38)年7月号
【出演】
語り:大森陽太
妹:こがめみく
姉:皆月希乃花
佐伯:松坂依弦

佐藤春夫「私の父が狸と格闘をした話」
私の故郷、紀州新宮で初めて自転車に乗ったのは父であった。
そんな父がある夜、自転車を壊して帰ってきた。
父にケガは無かったのだが翌日、学校で昨夜、父が狸と相撲を取っていたという話が…。
■出演
私N 中澤まさとも
私子供 五十嵐由佳
父 出先拓也
母 大島由莉子
登坂 林佑樹
老婆 平居正行
女性 五十嵐由佳
少女 大島由莉子

リング・ラードナー「微笑がいっぱい」
1920年代「ジャズ・エイジ」のアメリカで絶大な人気を誇った作家の好短編。
サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』でも登場。
陽気な交通警察官が美しいスピード狂の女性と出会い、魅せられていく。
【出演】
語り:皆月希乃花
ベン・コリンズ:松坂依弦
エディス・ドール:こがめみく
交通違反の男:大森陽太

小川未明「お母さんはえらいな」
お腹の弱い勇ちゃんは、いつも果物が食べられず不満でした。
そんなある日、果物の入ったパイをもらったとき、家族で分けて食べようとするのですが…。
■出演
勇 皆月希乃花
兄 大森陽太
姉 こがめみく
母 松坂依弦
語り こがめみく

原民喜「誕生日」
雄二の誕生日が近づいてきました。
ちょうどその日は学校の遠足の日で、雄二はお天気になるのかをずっと気にしていました。
当日は澄んだ秋空の下、姉からもらった小さな鈴をポケットに入れて遠足へ出かけます。
紅葉や鈴の音を通して、少年の繊細な感覚や心の動きがやさしく描かれた秋の一日を静かに綴った短編。
■出演
雄二 こがめみく
理容師 大森陽太
客・姉 松坂依弦
語り 皆月希乃花

狂言「入間川」
大名と家来の太郎冠者が国もとへ帰る途中、入間川に到着。
”入間には、言葉を反対の意味に捉える「入間様(逆さ言葉)」がある”
と聞いていた大名は、土地の男の言葉を勘違い。
室町時代の中期(15世紀中期頃)に成立していたと言われる古い演目。
【出演】
大名 中澤まさとも
太郎冠者 五十嵐由佳
入間何某 出先拓也

グリム兄弟「おおかみときつね」
むかしむかし、きつねを従えているおおかみがいました。
横暴で欲張りなおおかみは、事あるごとにきつねへ色々な命令をしていました。
ですが、自分勝手な振る舞いのおおかみから早く逃れたかったきつねは
貪欲なおおかみの性格を上手く利用して…。
■出演
おおかみ 平居正行
きつね 大島由莉子
母羊 五十嵐由佳
農家の人 林佑樹
語り 出先拓也

吉田甲子太郎「星野くんの二塁打」
選手権大会出場を決める試合中、星野くんは見事逆転二塁打を放つが…?
道徳の教科書にも掲載されていた集団のルールと個人の誠実さを問う物語。
【出演】
星野 五十嵐由佳
喜多 大島由莉子
別府 中澤まさとも
語り 出先拓也

小川未明「生きている看板」
働かずにぶらぶらと日々を過ごすペンキ屋の兵蔵。
ある日、町の老舗菓子屋から、看板に誰もが振り向くような美人を描くよう依頼される。
美しい女性の絵を描き上げた彼は、なぜかその頭にあるものを書き加えて…。
■出演
兵蔵 林佑樹
女房・人々1 五十嵐由佳
菓子屋の番頭 平居正行
菓子屋の主人 出先拓也
近所の人・人々2 中澤まさとも
語り・人々3 大島由莉子

夢野久作「三つの眼鏡」
母を亡くした寂しさを紛らわしているうちに、どんどんいたずらがひどくなった武雄。
あまりのひどさに怒ったお父さんはとうとう彼を蔵に閉じ込めてしまう。
一人寂しく過ごす彼がその中で見たものとは…。
初出: 「九州日報」1922(大正11)年12月
■出演
武雄 林佑樹
祖母 五十嵐由佳
姉 大島由莉子
父 平居正行
母 五十嵐由佳
語り 出先拓也

織田作之助「天衣無縫」
戦後の無頼派作家・織田作之助が、お見合いで結ばれた男女の飾らない日常を描く。
大阪の風土を感じさせる軽妙な語り口で、人間味あふれる夫婦像を鮮やかに写し出した作品。
1942年発表。
【出演】
政子 五十嵐由佳
軽部 平居正行
父 林佑樹
母 大島由莉子
八木沢 中澤まさとも

菊池寛「マスク」
1920年ごろ、スペイン風邪が流行っていた。
心臓の弱かった私は、予防法としてマスクを常に着けていた。
それ以外にもうがいや手洗いなど…。
そして脅威が去り始めた時にはようやくマスクを外して活動をするのだが…。
100年ほど前に猛威を振るっていた感染症への恐怖や怯えなどがありのままに描かれ、その様子は現代のコロナ過にも通じるものがあると言える。
■出演
私 柏士文
医者 鈴木将之

山川方夫「箱の中のあなた」
都会から来た好青年と観光地に住む三十女。
カメラのレンズを通し、女は初めて男を所有した。
1960年『ヒッチコック・マガジン』発表。
【出演】
語り 出先拓也
男 鈴木将之
女 山川琴美

小泉八雲「生霊」
昔、画奴隷雁島に喜兵衛という金持ちの瀬戸物店があった。
彼は六兵衛という番頭の力もあり、大変繁盛していた。
そんなある日、そこで働く六兵衛の甥が病に倒れて…。
■出演
六兵衛 柏士文
甥 鈴木将之
喜兵衛 出先拓也
妻 山川琴美
語り 藤本教子

島崎藤村「幸福」
幸福(しあわせ)は、ある日、貧しい姿になって家々を訪ねて歩くことにしました。
もしその姿の自分をそれでも迎え入れてくれる人がいたなら、その人の家に幸福を置いていこうと考えたのです。
初出:「婦人之友」1921(大正10)年1月
■出演
幸福:柏士文
犬の家の人・犬:出先拓也
鶏の家の人・鶏・兎:山川琴美
兎の家の人:鈴木将之
語り:藤本教子

江戸川乱歩「算盤が恋を語る話」
造船会社の会計係Tは算盤を弾く。
十二億四千五百三十二万二千二百二十二円七十二銭
彼の暗号通信は愛しき君に通じるか?
算盤で恋は実るか?
1925年発表の恋愛推理短編。
【出演】
語り 出先拓也
T 鈴木将之
S子 山川琴美
同僚 柏士文

フランツ・カフカ「家長の心配」
君は「オドラデク」を知っているだろうか。
それは平たい星形の糸巻のように見えるし、また実際に糸で巻かれているようにも見える。
「オドラデク」は神出鬼没で家の中に現れるかと思えば、数か月も現れなかったりもする。
「オドラデク」とは何なのか…読むものを思索の森に迷い込ませる怪作。
■出演
私 鈴木将之
人1 出先拓也
人2 山川琴美
人3 柏士文
オドラデク 藤本教子

シャルル・ペロー「眠れる森の美女」
バレエやディズニー作品でお馴染みのヨーロッパの昔ばなし。
フランスの詩人・ペロー版の優雅且つエログロ・ナンセンス・エスプリも効いた本当は怖い童話。
【出演】
語り:中澤まさとも
王女:青山優子
王子:武田慎太郎
老仙女・善仙女・王太后:五十嵐由佳

小泉八雲「葬られたる秘密」
お園という大変怜悧な美人がいた。
ある証人に嫁いだが、結婚後、4年で亡くなってしまった。
葬儀の晩、彼女の小さい息子が
「お母さん、二階のお部屋に居たよ」と言ってきて…。
■出演
語り 五十嵐由佳
お園の夫の母 青山優子
息子 青山優子
和尚 武田慎太郎
叔父 中澤まさとも

新美南吉「王さまと靴屋」
身分を隠した王さまが、町の小さな靴屋に行きました。
靴屋のぶっきらぼうなおじいさんに、王さまはあるお願いをします。
「小さい声で、ほんのひとくち言えば、あげるよ。」
王さまがお願いしたその一言とは…。
■出演
王さま:中澤まさとも
屋のおじいさん:武田慎太郎
語り:五十嵐由佳

芥川龍之介「沼地」
ある雨の日、私は偶然入った絵画展で一枚の絵が目に留まった。
私は創作者としての達成感と自身の評価に迷いながらも、己の感性を貫き続けた画家の遺志に想いを馳せて…。
■出演
私 中澤まさとも
記者 武田慎太郎

シェイクスピア「アントニーとクレオパトラ」
紀元前一世紀、ローマの名将・マーク・アントニーは、エジプトの女王・クレオパトラに魅入られ、破滅していく。
そして、クレオパトラもまた…。
同じシェイクスピア作品「ジュリアス・シーザー」の後日譚。
【出演】
アントニー 中澤まさとも
クレオパトラ 五十嵐由佳
イーロス 武田慎太郎
語り 青山優子

菊池寛編「太閤記物語」から山崎の大合戦
天正十年六月二日
威名、天を圧した織田信長は、四十九歳をもって明智光秀に討たれた。
その翌日、備中・高松城で毛利勢を水攻めしていた秀吉は、本陣の前を通る あやしい者を捕らえた。
天下分け目の山崎の戦から天下統一まで、少年少女向け歴史物語より。
【出演】
秀吉 鈴木将之
光秀 林佑樹
百姓太郎助+利三 内海祐紀
語り 青山優子

夢野久作 「縊死体」
この一か月間、私はある記事が載ってないか探し続けていた。
それは私に絞め殺された可哀そうな下町娘に関する報道であった。
初出:「探偵クラブ」1933(昭和8)年1月
■出演
私 鈴木将之
女 内海祐紀

国木田独歩「初恋」
僕が14歳の頃、近所に住んでた大沢先生という頑固老人。
この人をぎゃふんと言わせてやろうと、突っかかった若かりし日の僕だったが…。
初出:1900(明治33)年10月
■出演
僕 内海祐紀
僕N 林佑樹
先生 鈴木将之
愛子 青山優子

岡本かの子「餅」
月の朝、お雑煮の支度をしながら交わされる夫婦の会話。
餅の焼き加減をきっかけに、過去の出来事がぽつりと語られる。
ささやかなやり取りを通して、年のはじめのひとときを描いた短編。
■出演
夫:林佑樹
妻:青山優子
語り:内海祐紀

イザベラ・バード「日本奥地紀行」
古の日本を求めて、西洋人未踏の地へ。
イギリスの旅行家、探検家、紀行作家、写真家、ナチュラリストによる明治維新期の日本旅行記。
通訳兼案内人の伊藤と共に、関東から日光・北陸・東北・北海道までの旅を記す。
1880年(明治13年)刊行。
【出演】
私 青山優子
伊藤 鈴木将之
英人+男 林佑樹
女+女将 内海祐紀

片山廣子「コーヒー五千円」
私は戦後、南方から帰ってきたHの弟・Sと会うと、いつも彼から外国の色々な話を聞かせてもらっていた。
今日は、上海にいたときの話で…。
初出:1953(昭和28)年
■出演
私 青山優子
S 林佑樹

岡本綺堂「昔の東京の歳晩(『綺堂むかし語り』より)」
明治⑩年ごろから㉚年頃にわたる年末年始の風景。
”私は、こういう悠長な時代に生まれて悠長な時代に育って来たのである。
今日の激しい目まぐるしい世のなかに堪えられないのも無理はない。(大正⑬年⑫月)”
・絵草紙屋の店先
・寄席のくじ引き
・餅つき屋の安眠妨害
・冬至のゆず湯
【出演】
鈴木将之
青山優子
内海祐紀
林佑樹
※出演順

若杉鳥子「ある遊郭での出来事」
廃娼論が叫ばれていた大正期に著者が育った茨城県古河町の芸者置屋での見聞を実例として公開した記録。
初出: 「婦人公論 第十年八号」中央公論社、1925(大正14)年8月1日
■出演
1大泥棒の客
語り 藤本教子
男 鈴木将之
みどり 大島由莉子
H店主 出先拓也
F店主 呉圭崇
女郎1 山川琴美
2無理心中
私 大島由莉子
おじさん 呉圭崇
娼妓 山川琴美

狂言「柿山伏」
時は、実りの秋。
山伏が木に登って柿を食べている所を柿畑の持ち主が発見。
「憎い奴め懲らしめてやろう」と無茶ぶりをします。
絵本になったり、小学校の教科書にも掲載されている有名演目。
江戸時代に成立。
【出演】
山伏 鈴木将之
畑主 呉圭崇
語り 出先拓也

落語「三方一両損」
左官の金太郎が三両入った財布を拾って、届けようとしたのだが…
江戸っ子の吉五郎は頑固で決して受け取ろうとはせず。
互いにケンカっ早い江戸っ子同士、もみ合いになって…。
そして等々、二人ともお白州へ出ることとなった。
言わずと知れた名作落語の一つ。
■出演
吉五郎…出先拓也
大工。意地っ張りで喧嘩っ早い江戸っ子。
金太郎…鈴木将之
左官。意地っ張りで喧嘩っ早い江戸っ子。
大岡越前…呉圭崇
お奉行様。
吉五郎の女房…藤本教子
吉五郎の妻。江戸っ子。
金太郎の女房…大島由莉子
金太郎の妻。江戸っ子。
ナレーション(N) 山川琴美
☆脚本:山川進

狂言「月見座頭」
旧暦の十五夜、座頭が虫の音を楽しもうと野辺に出ました。
するとそこに別の男がやってきて、座頭と意気投合します。
ですが、その帰り道に…
座頭とは、目の見えない琵琶法師や盲目の人を指します。
【出演】
語り 呉圭崇
座頭 出先拓也
上京の男 鈴木将之

バロネス・オルツィ「隅の老人 フェンチャーチ街の謎」
フェンチャーチ街で起きた殺人事件。
巷はその謎ときに賑わいを見せていた。
そんなある日、食堂で老人が事件について論じており、それを見かけた新聞記者のポリーは…。
刊行当時、『隅の老人の事件簿』として「シャーロック・ホームズのライバル」と称されるほどの人気を博した名作。
■出演
ポリー・バートン 藤本教子
隅の老人 出先拓也
☆脚本:山川進

故事成語の物語(春秋左氏伝、史記、戦国策、晋書)
「食指が動く」(春秋左氏伝)
「まず隗より始めよ」(史記)
「漁夫の利」(戦国策)
「漱石枕流」(晋書)
中国の書に古代から記された現代に残る「故事成語」の由来。
【出演】
松坂依弦
大森陽太
れゐ
月城ひかり
こがめみく

落語「不精の代参」
時は、徳川の御代。
江戸に、大変な無精者がおりました。
ある日、無精者は、おかみさんに頼まれ、おかみさんの病気が治ったお礼参りに身延山へ行くことになりました。
ところが、なんせ無精者ですから億劫でたまりません。
【出演】
語り・隣人 大森陽太
無精者 こがめみく
おかみ れゐ
参詣人 月城ひかり
もっと無精な男 松坂依弦

ギリシャ神話「エコーとナルキッソス」
現代に残るギリシア神話由来の言葉から
やまびこ「エコー」
自己愛・うぬぼれ者「ナルシスト」の物語
【出演】
エコー こがめみく
ナルキッソス 松坂依弦
ヘラ れゐ
語り 大森陽太

ルイス・キャロル「不思議の国のアリス-アリスの帰還-」
「姉さま姉さま。わたし、ずいぶん奇妙な夢をみましたわ」
「第11章 誰がタルトを盗んだ?」「第12章 アリスの証言」からアリスの帰還まで。
イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドドソンがルイス・キャロルの筆名で執筆、1865年刊行。
日本では、芥川龍之介と菊池寛も翻訳した。
【出演】
アリス こがめみく
女王 月城ひかり
姉 松坂依弦
白うさぎ れゐ
王・語り 青柳緑

新美南吉「蟹のしょうばい」
蟹が床屋を始めました。
でも、なかなかお客さんが来なくて、探しに回っていると…。
■出演
蟹 松坂依弦
たこ 大森陽太
たぬき こがめみく
語り 月城ひかり

原民喜「気絶人形」
ショーウィンドに並べられた人形たち。
その中で一体の人形が初めて見る世界に圧倒され、目まいで倒れてしまい…。
広島で被爆した体験を詩や小説として残した作家、原民喜が描く短編作品。
■出演
人形1 れゐ
人形2 大森陽太
人形3 松坂依弦
人形4 月城ひかり
人形5 こがめみく
人形6 れゐ
人形7 松坂依弦
語り こがめみく

北欧神話から「花嫁トールと巨人スリム」
最強の武器トールハンマー(ミョルニル)が巨人に盗まれてしまいました。
奪還の為、トールとロキは、花嫁と侍女に扮し、巨人の国ヨーツンヘイムを訪れます。
イタズラ好きなロキも、たまにはいいことをするお話。
【出演】
ロキ こがめみく
トール 松坂依弦
スリム 青柳緑
フレイヤ 月城ひかり
語り れゐ

小川未明「ある夜の姉と弟」
母と買い物の帰り道、ヤドカリが売っているのを見つけた義夫。
姉にねだって買ってもらう事になったのだが…。
晩夏を過ごす姉と弟のある夜のお話です。
■出演
義夫 月城ひかり
母 こがめみく
姉 れゐ
商い 青柳緑
子供1 こがめみく
語り 松坂依弦

五十公野清一「一休さん」
室町時代の禅僧、一休宗純の幼少期を描いた作品。
お寺で修行する一休さんは、自由な発想や知恵で難題を解決し、人々に笑いと教訓を与えていきます。
1975年にはアニメ化され広く親しまれました。
■出演
一休さん:こがめみく
じくさい:大森陽太
足利義満:松坂依弦
語り+和尚さん:皆月希乃花

北欧神話より「ロキとトール グングニルとトールハンマー」
神々が暮らす国・アースガルドに、ロキと言う少し変わった神さまがいました。
ある時ロキは、力持ちの神さま・トールの妻・シフに悪戯をしました。
映画やゲームでもお馴染みの神々や武器のルーツ。
【出演】
ロキ こがめみく
トール 松坂依弦
シフ 月城ひかり
ドワーフ れゐ
語り 青柳緑

牧野信一「美智子と歯痛」
朝から虫歯が痛くて痛くて堪らない美智子さん。
痛みに呻きながら耐える彼女でしたが…。
苦悶の中で脳内を駆け巡る少女の妄想劇の一端をオーディオドラマ化。
初出:1923(大正12)年
■出演
美智子 こがめみく
母 月城ひかり
医者 松坂依弦
語り 青柳緑

ジュール・ヴェルヌ「十五少年漂流記」
1888年発表、「SFの父」による冒険小説。
無人島生活を余儀なくされたニュージーランド・オークランドの少年たちによる、勇気・団結・規則正しい生活の物語。
【出演】
ブリアン こがめみく
ドニファン 皆月希乃花
ゴードン+ケイト 松坂依弦
語り+ジャック 大森陽太

グリム童話「りこうもののエルゼ」
ある村に大変利口だと評判の娘・エルゼがおりました。
エルゼが成長して、お嫁にもらいたいという男性が現れ食事会を開くことになったのです。
そして、地下室にあるビールをエルゼが持ってくるはずがいつまでも戻って来なくて…。
■出演
エルゼ 皆月希乃花
父 大森陽太
母・ハンス 松坂依弦
語り こがめみく

楠山正雄「くらげのお使い」
竜王のお妃様が病気になり、効き目があると言われる「猿の生肝」を取ってくるように命じられたくらげ。
けれど、猿に騙されてしまい…
その後くらげの運命は…。
■出演
くらげ:こがめみく
タイ・猿:松坂依弦
竜王:大森陽太
語り・タコ:皆月希乃花

吉川英治「次郎吉格子」
河竹黙阿弥の歌舞伎でも知られる「鼠小僧」の上方での活躍を描く。
大河内傳次郎主演、時代劇の父と呼ばれた伊藤大輔監督で映画化。
【出演】
治郎吉 鈴木将之
語り 出先拓也
仁吉 林佑樹
お仙 藤本教子
お喜乃 山川琴美
重松左次兵衛 武田慎太郎

野村胡堂「黄金を浴びる女」
時は天保の大飢饉、江戸をはじめとした各所で、その日食うものにも困る人々で溢れかえっていた。
そんなある日、神田明神前で営む水茶屋の看板娘・お駒は三下の権次から「天下の大事」と打ち明け話をされて…。
■出演
駒 山川琴美
権次 林佑樹
後藤三之丞 武田慎太郎
後藤三右衛門 出先拓也
語り 藤本教子

野口雨情「子供に化けた狐」
その昔、子供に化けて人を驚かす狐がいました。
その日も狐は村人を驚かそうと…。
詩に乗せて物語を綴る作者の抒情に溢れた名作短編
初出:1922(大正11)年
■出演
狐 林佑樹
三五郎 鈴木将之
子供1 藤本教子
子供2 山川琴美
赤鬼 武田慎太郎
語り 出先拓也

中原中也「我が生活」
明治座での歌舞伎「勧進帳」観賞について記したエッセイ風作品。
著者は自らが「詩人」に生まれついていることを再認する。
【出演】
私 鈴木将之
男 林佑樹
古本屋 武田慎太郎
爺 出先拓也
女たち 山川琴美 藤本教子

豊島与志雄「怪異に嫌わる」
私の友人、坪井君が実家から拝借してきた怪しい日本刀。
それを預かって以来、妙な事が起きると聞き、それに興味を持った私は…。
初出:1951年
■出演
私 出先拓也
坪井 内海祐紀
叔父 鈴木将之
友人 大島由莉子

梅崎春生「ウスバカ談義」
第一次戦後派の代表的作家によるユーモア短編「山名くんシリーズ」より
「ウスバカ談義」と「孫悟空とタコ」
大事件も大展開もなく天下泰平。
なのである。
【出演】
山名 鈴木将之
男①+克ちゃん 武田慎太郎
男②+大将 林佑樹
小説家 山川琴美
山名夫人 藤本教子
僕・語り 出先拓也

小川未明「ものぐさじじいの来世」
若い頃から、とにかくものぐさがり、じっとしている日々を過ごしているおじいさんがいました。
周囲からは愛されるものの、話しかけられると顔をしかめることも…。
ですがそんなおじいさんでも子供は好きでした。
ある日、おじいさんに最期の時がやってきて、仏さまに一つだけ望みを聞いてやろうと言われ…。
■出演
・語り:山川琴美
・おじいさん:出先拓也
・家族:藤本教子
・子供1:林佑樹
・子供2:鈴木将之
・仏さま:武田慎太郎

昔話「因幡の白うさぎ」
昔々、隠岐の島に住んでいた白うさぎが海を渡りたくて、サメの背中を踏み台にするのだが、怒ったサメに体の皮を剝がされてしまい…。
古事記の一説に伝わる大国主命にまつわる逸話。
■出演
ウサギ 内海祐紀
サメ 出先拓也
神1 出先拓也
大國主 鈴木将之
語り 大島由莉子

古事記・日本書記より「相撲の起源」
日本の国技とされる相撲。
その始まりが描かれている現存する日本最古の書物『古事記』(712年)と『日本書紀』(720年)。
神々の力比べや、當麻蹶速(たぎまのけはや)と野見宿禰(のみのすくね)による「天覧相撲」は、古くから語り継がれてきた一戦です。
【出演】
「古事記」
語り:大島由莉子
建御雷神: 鈴木将之
建御名方神:出先拓也
大国主神:内海祐紀
「日本書紀」
語り:内海祐紀
家臣:大島由莉子
當麻蹶速:出先拓也
野見宿禰: 鈴木将之

スウィフト「ガリヴァー旅行記 フウイヌム国渡航記(馬の国)」
旅行記後半に収録。
ガリバーは、人間たちを家畜にするフウイヌムという馬の一族と出会う。
人間社会と人間の非理性を痛烈に風刺。
旅の最後にガリバーが得た安らぎとは…?
【出演】
レミュエル・ガリバー 鈴木将之
馬の主人 出先拓也
馬 大島由莉子
ヤフー +妻 内海祐紀

昔話「鬼の階段」
昔々、鬼が二人、山に住んでいました。
ある晩、ふもとの村に降りた二人は、そこで初めて酒を飲んで…。
■出演
赤鬼:中澤まさとも
青鬼:武田慎太郎
母親:内海祐紀
子供:真一涼
太った奥さん:青山優子
村人1:林佑樹
村人2:鈴木将之
村人3:武田慎太郎
長老:林佑樹
語り:山川琴美

十返舎一九「東海道中膝栗毛 -白子から津、松坂へ-」
江戸を離れ、紀州・白子までやってきた弥次さん、喜多さん。
旅のホラは吹き捨てとばかりに、あの大作家になりすまして…?
【出演】
弥次郎兵衛 出先拓也
喜多八 鈴木将之
南瓜の胡麻汁 大島由莉子
語り 内海祐紀

アンデルセン「いいなずけ」
引き出しの中にはいっていたまりに恋をしたこま。
彼女にプロポーズをしたこまだったが…。
いつまでも変わらない恋心を残酷にも切り裂く
時の流れの無常を描いた、アンデルセン童話ならではの
ちょっとほろ苦い作品です。
■出演
こま 鈴木将之
まり 内海祐紀
女中 大島由莉子
語り 出先拓也

国枝史郎「戯作者」
馬琴、京伝、一九…
洒落と奇矯で浮世を雄飛した戯作者たちの交流。
「南総里見八犬伝」の作者・滝沢馬琴の半生。
【出演】
滝沢馬琴:鈴木将之
山東京伝:武田慎太郎
蔦屋重三郎・浅利又七郎:林佑樹
十返舎一九・千葉周作:中澤まさとも
語り:呉圭崇

マージェリィ・ウィリアムズ・ビアンコ「ビロードのうさぎ」
クリスマスに男の子がもらったビロードのうさぎ。
男の子は毎晩一緒に寝るほど大事にしていました。
そのうちにうさぎはボロボロになってしまいましたが、それでもうさぎは幸せでした。
ですが別れは突然訪れて…。
■出演
うさぎ:藤本教子
坊や:真一涼
馬:中澤まさとも
ナナ:内海祐紀
野うさぎA:鈴木将之
野うさぎB:武田慎太郎
医者:林佑樹
妖精:山川琴美
ナレーション:青山優子
☆脚本:山川進

テオ・ファン・ゴッホの手紙
「お母さん…彼は本当に、私の兄だったのです!」
画商の弟・テオから画家で最愛の兄・ヴィンセントへ。
あるいは、妻、母への手紙。
そして、ヴィンセント最晩年の手紙、孤独の価値。
【出演】
テオ:中澤まさとも
ヴィンセント:呉圭崇
語り:鈴木将之

Oヘンリ「二十年後」
二十年前、ニューヨークを飛び出し、西部で成り上がったボブ。
そして友人のジミーと再会の約束を守るため彼は戻ってきた。
待っている間、話しかけてきた警官にジミーとの約束を話すボブだが…。
■出演
ボブ … 中澤まさとも
警官 … 鈴木将之
男 … 武田慎太郎
ナレーション(N)藤本教子
☆脚本:山川進

小泉八雲 「貉」(戸川明三 訳)
赤坂への道に紀伊国坂という坂道がある。
ある晩遅く、商人がその紀伊国坂を急いで登っていると、堀の縁にかがんで泣いている一人の女がいて…。
■出演
商人:林佑樹
蕎麦屋:鈴木将之
女:内海祐紀
語り:山川琴美

林芙美子「おにおん倶楽部」
仲良し4人組が結成したおにおん倶楽部。
月に1度の集まりで、お互いの良いことをした話を持ち寄ろうという事になった。
それにやる気を見せた厳ちゃんは、日曜日に街へ出て…。
初出:1947(昭和22)年
■出演
片貝厳 真一涼
奥平善一 五十嵐由佳
大木繁 藤本教子
滑川浩太郎 青山優子
盲目の人1 出先拓也
盲目の人2 林佑樹
語り 山川琴美

下村湖人「論語物語」
孔子と弟子たちの交流を物語化した「論語」入門の大ベストセラー。
昭和十三年(1938)初版発行。
「子路の舌」「申棖の慾」を抜粋。
【出演】
語り 呉圭崇
孔子 出先拓也
子路 林佑樹
門人 武田慎太郎

ニコライ・ゴーゴリ「鼻」
ある朝、コワリョーフが鏡を見ると、鼻が無くなっていた!
慌てて探しに街へ出ると鼻は外套を着て馬車に乗り込むところで…。
一度だけでは理解の追いつかぬシュールで理不尽な悲喜劇。
あなたの鼻もいつの間にか…。
初出:1938年
■出演
コワリョーフ 出先拓也
鼻 藤本教子
新聞社係員 真一涼
警官 平居正行
医者 林佑樹
夫人 山川琴美
語り 五十嵐由佳
☆脚本:山川進

長田幹彦「霊界」
”死後の世界とは 霊との対話とは”
心霊研究家でもあった作家の体験が語られる代表作より
「無目的の霊」「おかよ婆さん」を中心に
【出演】
僕 出先拓也
浄源 平居正行
中川 林佑樹
了順 山川琴美
おかよ婆さん 青山優子

エドガー・アラン・ポー「盗まれた手紙」
私が友人のデュパンと書斎で過ごしていると、顔なじみの警視総監がある事件の相談に訪れて…。
ある手紙を探しているという彼の話はとても奇妙なもので、犯人も盗まれた場所も分かっているのに見つからない。途方に暮れる警視総監に送ったデュパンのアドバイスは…。ポーの代表的な探偵小説もの。
初出:1845年
■出演
デュパン … 林佑樹
私 … 出先拓也
警視総監 … 平居正行
☆脚本:山川進

太安万侶「古事記 スサノオとヤマタノオロチ」
高天原を追放され、出雲に降り立ったスサノオノミコトは、ヤマタノオロチを退治し、クシナダヒメと結ばれる。
彼らの子孫・大国主神は、国造り、国譲りなど日本の礎を築いた。
【出演】
語り 皆月希乃花
スサノオノミコト こがめみく
アシナヅチ 岸宏亮
テナヅチ 水原愛
クシナダ姫 佐藤ひかり

織田作之助「馬地獄」
大阪の倉庫会社に長年勤めている男は、平社員のまま働き続けることに次第に疲れを感じていた。
そんな彼は最近、会社近くの橋を通る荷馬車の馬の姿を目にしては、胸に痛みを覚えるようになって…。
初版発行日:1993(平成5)年5月20日
■出演
彼:出先拓也
男:平居正行
語り:藤本教子











