
マダナイ
樋口聖典とけんすうが、ポッドキャストやその他の話題について自由に話す番組です。企画や構成を立てず、教えることもなく、リスナーをお客様扱いしないスタイルで、整理される前の生の会話が流れます。
エピソード

「面白くないから出さない」は言い訳?
ep17.結論.自分では面白くないと思った回がやたらウケて、自信作が外れることは珍しくない。作り手の感覚は社会の2歩先に行きがちで、面白さはどうせ噛み合わない。面白い回だけ出す人は更新が止まり、駄作でも出し続けた人が最後まで立っている。今回話したこと.今日も車の中から配信/テーマは「面白くないものも出すべきか」/2人とも「出す派」で議論が1分で終わった/自信作が外れて、自信のない回がウケる/今の自分の感性をそんなに信じていない/アーティストはカップリング曲の方が好き/作り手の感覚は社会の2歩先に行ってしまう/社会が面白いと思うのは半歩先/AIの話も半歩先くらいがちょうどいい/地元の人は特産品をしょうもないと思う/才能は外から指摘してもらうしかない/ぬるいと思った記事が爆発的に読まれる/マライア・キャリーは3曲しか知られていない/200万フォロワーでも言っていることは3つ/ライブでは一番有名

思わせぶりなタイトルはもう効かない?
ep16.結論.思わせぶりなタイトルは、親指ひとつで次に行ける今だと待ってもらえない。人気のコント動画はタイトルで設定を説明しきったうえで、演技で期待を超えてくる。ポッドキャストは答え合わせに30分かかるから、先に結論まで言ってしまった方がいいのでは。今回話したこと.今日のテーマはタイトルの付け方/樋口はタイトルにセンスがないと思っている/コテンラジオのタイトルはコピーライターに頼んでいる/タイトルで再生数の半分が決まる/途中から聴く人はタイトルで回を選ぶ/ブログは流入の半分が検索エンジンから/クリックされない記事は検索順位も下がる/昔はタイトルを4種類作り分けていた/パソコンとスマホで表示される文字数が違う/タイトルと中身の期待値がずれると信頼を失う/10分で明治維新の全てが分かるは嘘になる/タイトルはクイズと答えでできている/常識を少しずらすと居心地が悪くなる/ペンギンの体重が気になっ

MCが替わっても同じ番組は作れる?
ep15.結論.別の番組で話した政治のテーマを、当時のメモだけ頼りにMCを替えてもう一度話す実験。序盤は「分かんない」の連発で話の流れも別物になったのに、着地は元の回と同じ「解像度」の話だった。MCが替わっても、同じ番組は作れてしまうのかも。今回話したこと.深井さんと話したテーマを樋口と話す実験/元の音源は消えていて、メモだけ残ってた/お題は「自民党の新体制どう思う?」/樋口の第一声「分かんないです」/人間は組織を作り、組織に影響される/なるべくしてなったから評価できない/組織はうまくいった理由で衰退していく/ワンマン組織は後継者が座れなくなる/民主主義の難しさは情報の非対称性/「非対称なやつがバカ」で議論が止まる/政治の話はしないようにしてきた/ポジションを取らないというポジション/少ない知識の意見が増えると危うい/SNSは人によって見える世界が違う/多数決は強い意見を再生産する/選挙は

ポッドキャストは教科書になれる?
ep14.結論.先に目次を全部作って、穴埋めするように録っていく教科書型のポッドキャストはまだない。ただ、人はそもそも勉強したくないので、構成は教科書でも喋りはエンタメ寄りがちょうどいいのでは。今回話したこと.毎回違う名前を名乗るとAIが混乱する/身長の嘘を書き続けるとAIが信じ出す/樋口の提案は教科書型ポッドキャスト/コテンラジオも先に全体の目次はない/先にサイトで目次を作り、穴埋め式に録る/古くなった回は録り直して差し替える/新NISAの話は何回聞いても引きがある/ロシア革命はやるが1400年代はやらない/知ってる話をもう一回聞くほうが気持ちいい/予備校講師は毎年同じ授業だから磨かれる/最新順ではなく目次の順で聴いてもらう/ビジネスマナー講師にやってほしい/主役はサイトで、音声はその一部にする/実は昔、同じ発想の動画で失敗した/人はそもそも勉強したくない/構成は教科書、喋りはエンタメに

いい聞き手は、話し手を邪魔しない
ep13.結論.質問は短く、頭良く見せようとせず、大げさに驚くのも1秒で終える。面白いことも無理に言わなくていい。うまい聞き手のやってることを言語化していくと、結局「話し手を邪魔しない」に行き着くのでは。今回話したこと.今回はお便りを2通紹介する/同じテーマでも聞き手次第で面白さが変わる/聞き手だけ変える実験をしてほしい/ゆる言語学ラジオとの聞き手交換案があった/同じ話を2回するのは喋り手がきつい/質問より聞き手の興味が言葉を変える/糸井重里さんとは昔のネットの話が膨らんだ/詳しくないからこそ届けやすい話ができる/興味はあるけど知らない状態がちょうどいい/「わかんない、すごい」で終わる番組がある/樋口はアナウンサー的に安定しすぎない/お勉強でもバラエティでもない中間がいい/自分で編集するとはしゃぎすぎに気づける/重い話のときに変にふざけない/頭良く見せようとしないから聴きやすい/根本にある

ポッドキャストはずっと敬語がいい?
ep12. 結論.ずっと敬語だと聴いてる方の集中が続かないので、独り言やツッコミや引用でタメ口を混ぜると緩急が出る。普段が敬語だからこそ「おい、お前」が効くので、崩す場所を決めておくといいのでは。今回話したこと.今日のテーマは敬語/敬語だけだと聴いてる人の集中が続かない/偉い人が急にタメ口になると集中が戻る/敬語は距離が遠く、タメ口は近い/何年もやってると、突っ込む時だけタメ口になる/粗品はここぞという時だけ敬語を外す/タメ口の1歩目は独り言で出す/ツッコミはタメ口の入り口として使いやすい/引用の形にすれば強い言葉も言える/けんすうのタメ口に樋口が気づかなかった/教授役と助手役で口調を分ける/マンガは語尾で誰のセリフか分からせる/特徴的な口調はAIの文字起こしでも効く/ゆる言語学ラジオは敬語のまま崩す/普段が敬語だから「おい、お前」が効く/久しぶりに「こんなポッドキャストあったらいいな」/

番組の公式SNSアカウントって必要?
ep11.結論.番組の公式アカウントは、お知らせを流す場所じゃなくてリスナーに仕事を渡す場所にすると強くなる。感想は書きづらいけどしりとりなら誰でも書けるので、毎回ちゃんと宿題を出した方がいいのでは。今回話したこと.今回のテーマは番組の公式アカウント/コミュニケーションは線で、コミュニティは面/樋口がジムに行きたくない話はいらない人もいる/限界突破ライフハックが3日で900から2300フォロワーになった/最初は個人アカウントだけで十分/告知アカだと思われると誰も見なくなる/2つ運用するのはただ面倒くさい/2人分の影響力をもう1か所に置いておける/アカウントがBANされた時のバックアップになる/昔バズった回を掘り出して貼るとまたバズる/切り抜き動画をそのまま貼ったら20万ビューいった/本人だと今さら投稿しづらいことも番組アカウントなら出せる/ポッドキャストは過去回をどう再利用するかがコツ/感

ポッドキャストに公式LINEスタンプは必要?
ep10.結論.ポッドキャストのLINEスタンプは、可愛くて広まるやつより、内輪ネタを詰めた「リスナーが作るやつ」の方が面白い。使うこと自体が「ここの仲間だよね」の合言葉になるから、番組はミームが生まれてから作ってもらえばいいのでは。今回話したこと.今日のテーマはポッドキャストのLINEスタンプ/けんすうの「入り」が毎回下手/ロケスタ君のスタンプは誰かが勝手に作って稼いでる/稼いだお金は全部あげていい/スタンプは番組が作るか、リスナーが作るか/息子の手書きスタンプをスキャンして商品化した/そろばんの先生に送ったら可愛いと言われた/リスナーが作るなら内輪ネタとミーム/デザイン力より「誰が作ったか」の文脈が効く/1回しか出てこなかったセリフをスタンプにする/オープンチャットで「ようこそ」を1文字ずつ送る/「ん」を足すと「うんこ」ができる/スタンプを使うこと自体が自己表現になる/ラーメン二郎の「

面白がるのは才能なのか、テクニックなのか?
ep9.結論.スベった空気も、10万円の無駄遣いも、1人も聞いてないポッドキャストも、よく考えると無駄じゃない。面白がるのも才能じゃなくてテクニックなので、本当におもんないものって、この世にないんじゃないか。今回話したこと.外れ回のはずが、おもしろくなってしまった/樋口には、おもしろくない才能がない/つまらない話題を振って、樋口を試す/首が落ちたがいこつのゴルフシャツの広告/なぜか40代がみんな買っている/一周して面白い、の二周目がちょうどいい/一発屋が一番おもしろく見える瞬間がある/なろう系で流行ってるのは、介護される話/現代人は、みんな介護されたい/ヒットは、違う周期の波が偶然重なっただけ/音は、分解するとただの正弦波でできてる/企画を練るより、波に乗れるかどうか/YKKの話を振るけど、けんすうも知らない/つまらない話は、メタに行くか、乗っかるか/松本人志は「1回もスベったことがない」

面白すぎる番組はダメらしい
ep8.結論.毎回おもしろい番組は、むしろ胃もたれする。クオリティは生活レベルと同じで、一度上げると下げられない。だからわざとハズレ回を作った方がいいし、数字を追いかけると本来やりたいことから外れていく。そもそも他人の番組は、完コピしてもなぜかおもしろくならない。結局、聴いてるのは内容じゃなくて二人の関係性なんだと思う。今回話したこと.この番組、最近おもしろすぎて怖い/わざとハズレ回を作った方がいい/SMAPのCDは、わざと売れすぎないようにしてた/上げたクオリティは、もう下げられない/実力以上を出し続けると、続かない/風水の力でポッドキャストを作ってみたい/つんくは、サビ以外に刺さる一言を入れる/たまにはサラダみたいな軽い回がいい/数字を見すぎると、外部に操作される/理想は、二人の会話を覗き見してる状態/「私抜きで私の番組をMCして」というお便り/会社は全員入れ替わっても、会社/幻影旅団

番組のロゴって、どうやって作るんだろう?
ep7.結論.無個性を突き詰めて円になったり、5秒で殴り書きしたものをそのまま使ったり。ロゴって、図形そのものより「どうやって作ったか」に意味がこもってる。なのに、自分たちのロゴがいちばん決められないんですよね。今回話したこと.世界的な企業に「ロゴください」と言われた/番組名が「マダナイ」だからロゴがまだない/アルのロゴは1ミリ単位で1ヶ月かけて作った/デザイナーはインプットのためにドイツへ行った/シンプルなロゴほど、実は難しい/存在しないんじゃなくて、まだ認識されてない/仏師は、木から仏を取り出してる/街の音は、録音した時点で番組になる/無個性を突き詰めたら「円」になった/ダラジオのロゴは5秒で書いて、そのまま使った/ジョン・ケージの4分33秒は、無音も音楽になる/みんなが作ったマスコットを全部「公式」にする/コカ・コーラは変えない、ペプシは変え続ける/北野武は、本番で演技を見ないらしい

ポッドキャストは、何を残してるんだろう?
ep6.結論.「OpenAIがすごい」みたいな情報は2週間で古びて、その後しばらく価値も落ちる。でも、その時何に興奮して、どんな言葉で話してたかは、10年後にむしろ効いてくる。だから1人にしか聞かれなくても、録っておく意味はあるんじゃないか。今回話したこと.ポッドキャストは何を残してるのか/「OpenAIがすごい」は2週間で古びる/AIで大騒ぎしてたのが、後で面白くなる/25年前の自分の投稿が、ネットに残ってる/人は自分の記憶を改ざんしてしまう/サイエントークはプロポーズ前後を録ってた/流す頃には、その時の気持ちを忘れてた/相手をSNSで募集して、交際0日で結婚した/結婚も出産も、番組に記録してきた/1人しか聞かないなら、やらないと思いがち/聞かれなくても、録っておきたくなる/言いたいことより、文体のほうが残るかも/2ちゃんっぽい、Xっぽい、という文体がある/書いてる側は意識してないのに、

いいお便りって、どんなお便り?
ep5.結論.短くて要点が伝わるお便りが、いちばん読まれる。長いと読んでる側の脳が要約でパンクして、最後までたどり着けないんです。だから「聞いてます」の一言でも、じゅうぶん嬉しい。でも本音を言うと、ダメ出しも悪口も大歓迎で、むしろぬるいと「もっと本気で来てほしい」ってちょっと思っちゃう。今回話したこと.番組名は、最初に言うべきらしい/でも目的を決めると、変化させづらくなる/告知は戦略じゃなく、ただ忘れていた/告知してないのに、なぜか伸びてる/お便りが長すぎて、番組で読めない/200文字で、だいたい30秒/はがき時代は、長さに上限があった/読まれたいなら、短いほうがいい/ネガティブな配信者に、どう伝えるか/「聞いてます」の一言が、いちばん嬉しい/悪口がぬるいと、逆にムカつく/嫌いな番組でも、本気でアドバイスする/いい相槌は、本人も覚えていない/雑談で出たアイデアを、リスナーが本当に作った/関

ポッドキャストでAIに、何をやらせる?
ep4.結論.AIを楽するために使うと面白くない。意味のない話を続ける、オチだけ先に決める——人間にはできないことをやらせると、ポッドキャストはまだまだ面白くなるはず。今回話したこと.ポッドキャストをやるなら名乗ったほうがいい/コテンラジオは2回目から名乗らないので文字起こしが大変/「面白いことを言うのは樋口」とAIに教えた/AI生成ポッドキャストが人間の制作数を上回った/一社が1日で325本、1本1ドルで作っている/AIが作ったものは見たくないが、作った人は評価されたい/AIポッドキャストを人間がレビューする番組/AIの台本を人間が一言一句そのまま読む/人間とAI、同じ内容でどっちが聴かれるか/前の文と一番遠いことを言い続けるAI/関係ない100行を毎朝1時間かけて読む/落語の三題噺は、3つのお題で即興のオチをつける/100話分のタイトルだけ先に決まっている/最後のオチのセリフだけ先に決

どんなポッドキャストがあったらいい?
ep3.結論.「喋ること」じゃなくて「音」を活かしたポッドキャストは、まだまだ作れる余地があるはず。今回話したこと.ポッドキャストエキスポに行ってきた/ポッドキャスターとリスナーの距離が近い/焼肉のタレを売ってるポッドキャスター/近本選手の番組はコーヒー豆を売っていた/3回目にして番組名が決まった/マダナイは「まだない」から/子供に聞かせたいポッドキャストがない/クマの先生がリスに教えるポッドキャスト/キーボードを30分カタカタするポッドキャスト/波の音は、撮った海岸によって全然違う/福岡県・何とか小学校の校庭の声/ライブ会場で音漏れしてる場所で撮る/スキー場のJ-POPは、なぜかエモい/田舎だから撮れるポッドキャストがある/喋るのが苦手でもできる■クレジット 出演:樋口聖典/けんすう編集:アル株式会社制作管理:アル株式会社■お便りはこちら

ポッドキャストって、結局なんなんだ
ep2.どっちから喋るか決めてなかった/赤ちゃんの声が入っても気にしない/気にする人は器が小さい/ポッドキャストの定義はもうぐちゃぐちゃ/RSSがなくてもポッドキャスト/中田敦彦はなぜポッドキャストじゃないのか/マイクが映ってるとポッドキャストっぽい/向かい合って座るとビデオポッドキャストに見える/「読むポッドキャスト」はアリ/会場で喋って音源を残さなくてもポッドキャスト/般若心経を毎日配信したらポッドキャストか/本を早く読み終わりたい人と、温泉に浸かりたい人/結局、認識する側の問題■クレジット出演:樋口聖典/けんすう編集:アル株式会社/樋口聖典制作管理:アル株式会社■お便りはこちら

ポッドキャストはただの音声メディアじゃない
ep1.冒頭10秒喋らない/企画を詰めてたら一生終わらない/リスナーはお客様だと思わないでほしい/成功は後付け/ホリエモンは泣きながらバスケする/コーラと人を融合させる方法/挨拶だけのポッドキャストが最強/音声じゃないポッドキャスト/実は樋口がけんすうと遊びたい■クレジット出演:樋口聖典/けんすう編集:アル株式会社/樋口聖典制作管理:アル株式会社■お便りはこちら











